信太山新地の思ひ出・・・
基本的には飛田新地、松島新地、かんなみ新地、滝井新地と仕組みは同じ。
ただ、「料亭」ではなく「旅館」という体裁をとっている。
この地ではちょっとした思い出が・・・・。
それは、8年前のこと。
某企業でNTT西日本の通信機器の飛び込み営業をしていた時の話。
この会社では、朝の8時に会社に集合して、訪問地区の地図をコピーして貼り付ける。そして、地図の地域に赴いて中小企業に「NTTの特約店のXXです!」とあいさつをしてNTTの通信機器(ビジネスホンなど)を売りつける。
ある日、その訪問地域が「信太山新地」の地区になった。
自宅が遠く離れた場所だったため、その当時は信太山新地のことなど露知らず・・・。
コピーした地図には「旅館」の文字が多数。
それを見て「今日は契約取れそう!!ノルマ達成やwww」と思った。
会社を出る際に上司に「遊ぶなよ!」と言われ、僕は「?????」となったが、気に留めず現地に。
JR信太山駅に到着し、ノルマ達成の予感でウキウキ気分でいると、若い男性が駅に向かってくる。一方数人が旅館の方へ向かっていく、。。。
「この人たちがチェックイン?でこの人たちがチェックアウト?」
「んん?こんな時間に?旅行かばんは?」と疑問がいっぱい。
営業活動の準備で旅館街の近くで立ち止まっていると、男性が旅館に出たり、入ったり。。。しかも、出てくる男性が旅行カバンもなしで。
準備万端で、旅館の前に行くと、女の子が座っている。(記憶が正しければ、このころは信太山新地も顔見世形式だったように思う。)
旅館の目の前で、異様な光景を見る。
若い女の子が和服で服がはだけた状態で座っている。。
「旅館?」
「ん?」
「あれ?さっきの男の人が出てきた!」
「なんか・・・違う」
「そういえば。。。”遊ぶなよ”って上司が言っていたよな・・・」
ここで、確信。
この信太山の旅館とは「売春宿」だったことを。
この日は、このショックで一件の契約も取れず、事務所に戻ると上司から1時間の叱責。
いわゆる、典型的な「ブラック企業」だったのだが、この日の”思い出”は今も記憶に鮮明に残っている。
すべての「旅館」に「NTTの特約店です。ビジネスホン(電話機)の切り替えはいかがですか!?」と営業をしておけば良かったと今更ながら後悔。
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